その他トピックス(2022年1-3月)
JOGMEC業務改善発表会
消火栓乾式化への道
今回の業務改善発表は、2019年の業務改善で紹介した乾式化を、実際に導入するまでの道のりです。西基地の消火用水は工業用水を使用しており、消火栓の冬季対策は従来から、常時充水の状態を維持しながら、系内のドレン弁40箇所からの滞水切りを調整することで対応してきました。しかし、大寒波襲来時に消火栓取り付け部の破損など凍結被害が多発したことから、その対策を検討したものです。当初は手探りの状態で始まった取り組みの中、乾式に必要な自動排気弁選びに苦労した事。自動排気弁設置後は、実用に向け数回にわたるテストを実施した事等、12月20日の乾式実運用に至るまでの約2年間の経緯を発表内容としました。
これで消火線凍結被害がゼロになります。