HSSEトピックス(2022年4-6月)

東基地総合防災訓練

訓練は地震によるタンクスロッシングにて原油が溢流し、リング火災が発生したという想定で行われました。今回の訓練は昨年の西基地総合防災訓練の反省を踏まえて、東西基地に自衛消防隊が発足後、東基地が単独発災した際の対応と、公設消防隊、共同防災隊との連携の確認を目的としました。毎回、前回訓練の反省を改善し、機動力向上に向けた新たな取組みを積極的に取り入れて実施しますが、反省点は概ね改善されていたと思われます。また、現場における公設消防隊、共同防災隊との連携も的確に行われていました。社員の若返りが進む中でも、緊急対応時の能力を向上させ、災害時に冷静に対応出来るよう今後も計画的に訓練を行って参ります。

 

現地本部の様子

防油堤亀裂箇所に土嚢を設置する訓練

メディア対応訓練

毎年実施している防災訓練後の反省会の中から、「消火活動の訓練はしているけど、メディア対応訓練は出来ていないね」という声が上がってきた事で、メディア対応訓練を実施する事になりました。前回行われた訓練経験者が、ほぼゼロに近いという事もあり、訓練は「プレス発表資料を冷静に作成する力を養う」を目的としました。今回は、机上訓練とし、荷揚げ作業中に配管から油流出というシナリオで実施しました。非常時では、本部隊の数名で発表資料を作成しなければならないのですが、全員で、一つのプレス発表資料を作成する事とし、色々な考えの中、情報班より入手した情報を精査し一枚の発表資料を作成するまでに一時間以上の時間を要しました。今回の訓練を通して、発表資料作成の時間短縮は、誰もが考えさせられた事と推測します。今後は、訓練を重ねていく中で、今回各位が体感した思いを基に、限られた時間の中で、誰が作成しても、同じ様なプレス発表資料の作成が出来る様、改善を図っていきたいと考えます。

 

集まった情報を整理する様子

プレス発表資料作成

 

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