HSSEトピックス(2013年10~12月)

1. 安全祈願祭・消防出初式(東地区)

1月8日防災センターにおいて、東地区共同防災協議会の安全祈願祭及び消防出初式が、新発田消防本部 髙山消防長をはじめ幹部職員のご臨席を賜り盛大に挙行されました。

長谷川会長より新年のご挨拶をいただくとともに、今年一年の安全を祈願した後、共同防災隊員総勢10名による消防出初式が行われました。隊員は、小雨の中、迅速な行動で日頃の訓練成果を遺憾なく発揮し、消防に携わる者としての心意気を示し、一年間の安全を誓い合いました。

防災課一同は、防災業務の重要性を深く認識し、日々の訓練等に精進して参りますので、今年もよろしくお願い申し上げます。

 

諏訪神社神主様による安全祈願祭

2. 安全祈願祭・消防出初式(西地区)

1月9日、日本海洋石油資源開発㈱新潟鉱業所において、新潟東港西地区共同防災協議会の出初式が行なわれ、当社から古城戸取締役総括部長、百武環境安全部長、藤宮課長代理、渡辺が出席しました。

毎年恒例の出初式ですが、防災要員の消防諸般の要求に適応させることを目的とした点検礼式訓練及び災害を最小限にくいとめようとする放水姿を目の当たりにし、今年1年間の無事故・無災害の決意を新たにしました。

 

共同防災要員による放水初め

3. メディア対応訓練を実施

CMP・BCP訓練の新たな訓練企画の取り組みとして、11月19日、20日の両日、当社で災害が発生した際、自衛防災組織設置下での各員の対応行動と外部広報行動の訓練を実戦対話形式で実施しました。

事故想定は、「自然災害(地震・津波)が発生し、本船揚荷作業中の状況で、海面揺動から船と当社接続施設の配管が破損し、油が海上に漏洩、緊急油防除活動で対処する。」とのシナリオでした。

訓練の主要内容としては、11月19日に関係者全員による各種事故に関わる外部広報の一般的な基礎知識と応用力の習得(座学)と、11月20日にひとつの想定シナリオに基づいて、実地の社内外の対面訓練を行いました。

  1. 災害対策本部設置下で、参加者ロールプレイによる対面・対話形式の緊急処置活動(報告、指示、記録・周知)等の訓練(30分)
  2. 公設(消防・海保)の事情聴取の対面対応(15分)
  3. 電話問い合わせの対面対応(15分)
  4. 来訪者(公設、プレス、周辺企業・住民)の対面対応(15分)
  5. 事故に関わる社代表者の記者会見(30分)を含んだ総合的な対面訓練

非常時、限られた時間と人員を有効に使い、適宜、事故処置に対処しながら、並行して、必ず求められる外部への適切な報告、説明、広報を行う事が、如何に困難を伴うものか、代理、代行業務体験を含め、各位で体感出来た良い機会であったと思います。

今後、不幸にして各種の有事が生じた際、社員各位が役割に応じて如何に適切な行動をして行くかの体験訓練を、これまでの陸上・海上の定時総合防災訓練に加えて、切り口の異なった同様な危機対応訓練を企画し、皆様の緊急対応能力の維持向上を図って参りたいと思います。

 

古城戸総括部長による記者への災害状況説明

 

公設機関への災害状況説明

 

災対本部における拡大防止措置等検討

 

渡辺社長&古城戸総括部長によるプレス発表

 

報道陣来所による門警備対応

4. 西基地総合防災訓練

10月23日西基地に於いて、西地区共同防災センターと合同で総合防災訓練を実施しました。

当日は「震度6強の地震発生により、原油タンクがスロッシングで溢流し、ルーフ上からリング火災が発生した。」との想定で、『シナリオなし』での訓練を実施しました。

訓練の進行を、構内アナウンスとページングにより案内し、本部長指揮の下、自衛防災隊・共同防災隊が、本番さながらの緊迫した空気の中で、発災タンクへの初期消火活動やけが人救護、消防車両による消火訓練を実施しました。

災害は、何時、何処で発生するか分かりませんが、今回の訓練で経験した事を、今後の訓練計画に反映し、更なる防災活動の充実を図って行きたいと思います。

 

共同防災「大型高所放水車」からの放水

 

けが人の救護活動

 

本番さながらの初期消火活動

 

各隊による本部長への「点検報告」

5. 社長安全査察実施

平成25年度の社長安全査察を10月3日に実施致しました。

今回は、東基地において東3号桟橋を対象に現場査察を行うと共に、当日の交替勤務者及び新共企業の日勤者との懇談を行いました。

現場査察は東3号桟橋のローデイングアーム更新工事を中心に行い、工事の進捗状況・施工管理方法・安全対策について、また他の桟橋設備の状態について確認がなされ、渡辺社長から安全管理の徹底についての指示がありました。

交替勤務者及び日勤者との懇談では、コスト削減などの改善提案や、事務所・駐車場等の整備に関する要望事項等について、意見交換がなされました。

最後に、渡辺社長から「交替者は東西基地間で定期的にメンバーのシフトをする。健康管理に十分留意して、引続き安全安定操業を図ってほしい」旨の要望があり、更なる努力を行うことを全員で確認し、安全査察を終了しました。

 

桟橋キャプスタンの点検

 

桟橋クイックリリース操作盤の点検

 

桟橋ローデイングアーム更新工事進捗状況の確認

 

当日の交替勤務者及び日勤者との懇談

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