HSSEトピックス(2011年4~6月)

1.消防基本訓練の実施

平成23年度HSSE年間活動計画に基づき、消防基本訓練を東基地構内において、4月21日と22日の2日間に渡り、社員および協力会社の皆さんの参加により実施しました。

訓練は初期消火活動として、屋外消火栓を使用した消火栓基本訓練(4名操法)と20型粉末消火器を使用した消火器取扱訓練を行いました。

当日は、防災センターの指導のもと、消防ホースの手広いめ、放水始め&放水止め、また、消火器の構造や効果的消火法など、参加者全員が連携を取合いながら、テキパキとした動作で訓練を実施することができました。

今後も防災体制の強化を意識し、協力会社の方々も含め、油断せず全員が一致団結して、発災時に備えて行きたいと考えます。

 

消火器操作訓練

実放水訓練

2.合同安全衛生パトロール

6月21日、東基地において新潟共備安全衛生委員、安全衛生協力会幹事会及び常駐協力会社で合同安全衛生パトロールを実施しました。開放工事中のタンク・東基地構内・管理室・東3号桟橋周辺を中心に4班に別れ、それぞれ決められた重点目標に基づきパトロールを行いました。

点検の結果、若干の指摘はありましたが、大きな問題となる事項がなかった事は、安全管理に日々努力している証です。

指摘箇所は早急に改善し、より安全な職場環境を築いていきたいと考えます。

 

パトロール中の委員

3.安全大会

7月1日、全国安全週間が始まるにあたり、安全意識高揚と労働災害防止に取り組むため、東基地において新潟共備社員、安全衛生協力会会員および当日構内作業員が一同に集合し、安全大会を開催しました。

渡辺環境安全課長の安全講和の中で、精神が低下すると事故が発生しやすくなります。意識をクリアな状態にする方法として「指差し呼称」が効果的なので、実行し作業にあたっていただきたいとのお話がありました。

今年は節電対策などで、熱中症リスクが高くなろうかと思われます。まずは睡眠不足など無いよう、生活習慣を見直し、健康管理をしっかり行い、暑さに備えた体作りが大切です。

大会最後には、安全衛生協力会正木副会長の安全コール『ゼロ災でいこう!ヨシ!!』の掛け声を全員で唱和し、無事故無災害継続を誓いました。

 

渡辺環安課長の安全講話

中央テクノ正木所長の安全唱和

4.東基地総合防災訓練(海上、陸上)

6月8日、東基地において総合防災訓練を実施しました。

当日の訓練は、「震度6強の地震によって、海上、陸上の各設備に災害が発生した。」との想定で海上災害、陸上災害別に対応訓練を実施しました。

海上訓練では、「東3号桟橋の原油配管漏洩により、海上へ原油が流出した。」との想定の下、自衛消防隊による流出油の回収、油処理剤(海水)散布等の油濁防除訓練を実施しました。陸上訓練に於いては、「原油タンクのスロッシングにより、防油堤内に原油が溢流、リング火災が発生した。」との想定の下、自衛消防隊による初期消火訓練の他、共同防災センターと公設消防による消防車両を用いた消火訓練を実施しました。

また、現場での防災活動に合わせて、関係官署、共同防災協議会加盟各社等への通報・連絡も行い、情報が正確に伝達されたことを確認しました。

海上及び陸上での訓練という事で、訓練項目も盛り沢山の内容となり、かつ、本社と事業所の統合(組織改定)後、初めての訓練でしたが、本番さながらの緊迫した空気の中、迅速かつ円滑に防災活動を行うことができました。

災害は、いつ、何処で起きるかは解りません。今回の防災訓練で経験した事を、今後の訓練計画に反映し、更なる防災活動の充実を図って行きたいと思います。

 

消防車両による消火訓練

 

共備丸による油濁防除訓練

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